☆ Blog Vol.9 ☆

2021年8月22

Vol.9 効率を考える。

        

         オリンピックでは日本のメダルラッシュに久々に湧きましたが
         終わってみればコロナが爆発的に増えてしまい、またまた緊急事態宣言に。。
         観光客の賑わいが戻りつつあった京都もまた少し観光客の人たちが減った気がします。

         さて今回のブログのタイトルは『効率を考える』です。
         工場の皆様は日々生産性向上を目指し努力されていると思いますが
         ひと工夫する事で以外と効率が上がる事もあります。

         今回は効率UPに効果的な設備やちょっとした部品等をご紹介します。
         ※簡単な説明しか掲載しませんので、気になった方はぜひお問い合わせ願います。

 右の機械はハシマの転写プレスですが
 2連式になっております。

 通常のプレスは置台に材料を置いてプレスしている
 間はただ待つばかりです。
 しかしこの2連式プレスは置台をスライドする事が
 出来ます。

 1つの置台の材料をプレスしている間に次の材料を
 セットする事が出来ます。
 プレスが終わったら置台をスライドしてプレス。
 完成品の検査をして次の材料をセットする。
 一人の作業者で従来のプレス機の約1.5倍の生産が
 可能です。

 ※とても効率的な作業が可能です。



右の写真はカラーボビンです。
写真は3色ですが、5色以上用意がございます。

カラーボビンを使って様々な管理が簡単にできます。

今回ご提案させて頂いたのは工場では仕様書によって
糸の番手が指定されているケースが多々あります。
下糸がなくなった時に新しいボビンを挿入しますが
誤って異なる糸番手のボビンを使用し不良が発生したそうです。

お客様より再発防止のご相談を頂き、番手ごとにボビンの色を
変えるご提案をさせて頂きました。
こうする事で簡単にミスを防ぐことが出来ます。


       
          さて今回は『効率を考える』というテーマで2種類の手法をご紹介させて頂きました。

         効率の良い機械を導入する事による生産性の向上は工場の利益増加に直結します。
         また、ミスを防ぐ事も利益を減らさない為に必要な事です。
         作業者が安心して生産に向き合える環境を用意する事も生産性向上に
         大きな効果を発揮します。

         ぜひ皆様も自社の生産現場をじっくり観察して効率UPを目指してください。
         些細な事でも小さな1歩が大きな改善につながります!
         上記のように、弊社でお役に立てる事があれば色々とご提案させて頂きますので
         ぜひ一度お声がけ下さい!

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